てんぷるの雑記帖

同性パートナーと暮らしているてんぷるが、マイペースに成長のキロクを綴っています。

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突然の別れ

私の大事な友人が、ご主人と突然の別れ。
日曜の夜、ご飯を食べていると、メールが入った。

彼女との付き合いは、もう10年以上になろうか。
私は昔、宝塚にハマっていた時期があり、その時に同じようにハマっていた彼女と、ネット上で出会った。
不思議なご縁ではあるけれど、以来ずっと、深いお付き合いをさせてもらってきた。

住んでいるところが関西と関東だったので、実際に会うというよりもっぱらメールでやり取りすることが多かったけれど、やがて実際に会って一緒に観劇したり、お互いに泊まり合ったりするようになったっけ。

ずっと付き合いを続けるうちに、お互いの、仕事、恋愛のいろんなことを打ち明け合って、悩みを聞き合ったり、励まし合ったり喜び合ったりして来た仲になっていったっけ。

私が自分のセクシャリティを打ち明けた初めての人だった。

そんな彼女も、5年前に結婚。

彼女がアメリカ留学中に出会った人で、私もアメリカまで遊びに行った時に引き合わせてもらった。
彼のアパートでバーベキューをして・・・手料理をご馳走になって。

やさしくて穏やかですごく安らげる素敵な人だった。

旅行を終えて日本に帰ってからも、甘いものが好きな私にと、彼女を介してアメリカのお菓子を下さったりしたことは忘れられない。

5年前のちょうど今頃、結婚披露宴に呼んでもらったよな。

彼がその時、

次はてんぷるさんの番だね。
僕も楽しみにしてるよ。

って笑顔で言ってくれたのを思い出す。

彼女と彼は、海を隔てて遠距離恋愛で・・・彼が仕事上ですぐに帰国がなかなかできなくて。
結婚してからもしばらく海を隔てた遠距離別居ではあったけど、仕事の合間の時期によく行き来をして、私も早く一緒に暮らせるようになるといいなって思ってたっけ。

仕事で同じフィールドで頑張っている二人だったので、お互いのいろんなことを分かり合えている二人ではあったけれど・・・やっぱりさびしそうだったもの。

そのうち彼が日本に帰国できて・・・。

本当によかったね!って。

彼の職場が京都になるので単身赴任することになったんだ、って連絡くれて・・・。

ということで京都にはよく行くので、この夏は会えたら会おうね、ってメールをもらっていた。
きっとこの夏は会えるな。その時にお土産渡そうって、敢えて送らずに手元に置いておくことにした。

この夏こそは・・・彼にも話したいって思ってた。
彼にはまだ自分のことを話せていなかったから。

彼女には、カミングアウト以来、赤裸々にいろんなことを打ち明けて聞いてもらっていて・・・私の結婚式のことも・・・もちろん伝えていて、このブログのことも、HDWのあきさんのサイトも教えていたので、ずっと読んでくれてた。

そして、こないだお祝いを送ってくれたばっかりだった。
写真見せてね、って。

そんな彼女から突然彼が逝ってしまったとのメール。
最初のメールは、中身を読む前、京都に行く日が決まったので、是非会おうよ、っていう内容かな、なんて思ってた。

だけど・・・。

悲しすぎる知らせだった。

いつものように夜に電話をして・・・朝には帰らぬ人となっていたという。寝床の中で。
急性心不全。

彼女は関東、彼は京都で、普段ならマメな彼から必ず連絡があるはずなのに全く連絡がつかないので、おかしいと思い・・・鍵を壊して中に入ってもらったら・・・彼は既に逝っていた・・・ということだったという。

信じられないよ。

どうして。

電話の向こうで泣き崩れる彼女と一緒に私も泣いた。

まだ5年。
こないだ5年目のお祝いをしたばっかりだったという。

月曜、けろけろと一緒に葬儀に参列。
こんな中で喪主を務めなければならない彼女のつらさ。

どうやって自分を保っているのか?って思うような痛々しい姿。
でも、まるで実感が湧かないって・・・。
もう何もかもどうでもいいよ、って・・・。

彼はきっと、心残りで無念だったろうな。
それが痛いほど感じられた。

私も、どうしてこんなに早く逝っちゃったの・・・?ってずっと思ってたけど・・・でも、この場所のどこかで彼女を見守っているのなら・・・どうか、この先もずっと彼女を見守っていてくださいって彼に伝えずにはいられなかった。

月曜は京都から帰った後、泥のように眠って・・・夜目が覚めると目が恐ろしく腫れ上がっていた。

この腫れは昨日の夕方まで取れることはなかった。

彼女のことを思うと・・・もし自分が彼女の立場だったらと思うと・・・。

どんなつらさ悲しみだろうと思う。想像しても。

こんな理不尽な別れの理由を知ることができる日が来るのだろうか。

こんな苦しみを乗り越えなければならない彼女に、私に何ができるかわからないけれど・・・何でもいいから私にできることがあれば・・・。

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プロフィール

てんぷる

  • Author:てんぷる
  • 1969年生まれの40代女性。
    システムエンジニア。

    2005年から同い年の同性パートナーと一緒に暮らしています。
    2008年に、カナダのバンクーバーで同性婚を挙げました。

    仕事も私生活も、楽しみながら、まっすぐ向き合いながら、
    これからも一つ一つ築き上げて行きたい。
    私たちにとって、セクシャルマイノリティとして生まれたことに
    意味があるのだから。

    やっと、女磨きにも目覚めました。

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